和の冬服といえば、
思い浮かぶのは、はんてん、ちゃんちゃんこ、セーター、チョッキ、もんぺ、ズボン下。
昭和の冬服は、
「見せる服」ではなく、「暮らすための服」でした。
寒さを我慢しないこと。
体を冷やさないこと。
動けることが最優先。
まだ新しい素材もなかった頃で、
おしゃれさよりも実用性が重視されていました。
着ぶくれするのが当たり前の時代でした。
はんてんの袖は短く、家事がしやすいデザインです。
家の中でこたつに入りながら着ていた、まさに生活の道具でした。
セーターは「買うもの」ではなく、「編んでもらうもの」。
祖母や母親が夜遅くまで編んでくれていた記憶があります。
見た目は地味で、手作り感たっぷり。
脱ぐときには必ず静電気が走りました。
手間暇をかけて作ってくれたものだから、簡単には捨てられませんでした。
今、母の年齢を超えてから、そのありがたさがしみじみ伝わってきます。
ズボン下はズボンの下に履く防寒着。
風を通さず、洗ってもすぐ乾き、動きやすい。
冬の必需品でした。
冬は何枚も何枚も重ね着して、それでもやっぱり少し寒かったものです。
服にはずっしりとした重さがありました。
今は軽くて温かい素材が次々と開発され、
冬でもおしゃれで快適に過ごせるようになりました。
昭和の冬服の資料館があれば、
防寒の進化の歴史が見られて面白そうですね。
昔世代の私たちは、懐かしさを感じながらも、
冬を迎えるたびに「ずいぶん身軽になったな」と、
時代の変化を実感しています。
もし、あなたにも「はんてんの思い出」や「編んでもらったセーターの記憶」があれば、ぜひ聞かせてください。
昔の冬の話は、いくつになっても心があたたかくなります。
誰かに話したいけれど、身近に聞いてくれる人がいないときは、話し相手サービスもあります。
懐かしい話、最近のこと、なんでも大丈夫です。
ゆっくりお茶を飲むような気持ちで、お話ししてみませんか。
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