冬の風邪対策――昭和の根性論と、いまの便利さ


昭和の頃、風邪をひくというのは、いまほど大ごとではありませんでした。

多少の熱やだるさがあっても、「寝ていれば治る」「気合いで乗り切れ」と言われる時代でした。

学校や仕事を簡単に休むことはできず、多少しんどくても我慢して動くのが当たり前でした。

医者にかかるのは、本当にひどくなってから。そんな感覚だったように思います。

家には必ず「常備薬の箱」が置いてありました。

配置薬と呼ばれる仕組みで、薬の営業さんが定期的に家を訪ねてきます。

最初は無料で胃薬、風邪薬、便秘薬、目薬などを置いていき、

使った分だけ後から支払うという、今思えばとても良心的な制度でした。

薬箱を開けると、茶色い小瓶や紙袋に入った粉薬が並んでいて、

「これで大丈夫」という安心感がありました。

風邪の治し方にも、今では少し迷信のように思える方法がたくさんありました。

焼いたねぎを喉に巻くと効く、と本気で信じられていましたし、

汗をわざとかいて体の毒を出すのだと、厚着をして布団にもぐったものです。

お風呂に入ると風邪が悪化するから絶対に入ってはいけない、とも言われました。

科学的に正しいかどうかよりも、「昔からの知恵」が何よりの拠り所だったのです。

それに比べて、いまの時代の風邪対策は本当に便利になりました。

加湿器で室内の湿度を保ち、エアコンで温度を一定にする。

機能性インナーで体温を逃さず、マスクで乾燥やウイルスを防ぐ。

スマートフォンで体温や睡眠時間を管理し、体調の変化に早く気づけるようになりました。

サプリメントや栄養情報も簡単に調べられ、天気予報で寒暖差にも備えられます。

便利になった分だけ、体をいたわる選択肢が増えたのだと思います。

若い頃は無理がききましたが、年齢を重ねると、体の声を聞くことの大切さが身にしみます。

コロナが流行ってからはただ風邪の症状がある場合も検査が必要になりましたね。ウイルスが蔓延した時代ですから、昔よりも一層注意が必要です。

あなたの家では、どんな風邪対策をしていましたか。

懐かしい思い出や、今も続けている健康習慣があれば、ぜひ教えてください。

こうした昔話や健康のこと、誰かとゆっくり語り合う時間も大切ですよね。

話し相手がほしいときは、いつでも気軽に声をかけてください。

寄り添い通話フラット

通話をするうえで目標にしていることが8つあります。 単に話をして終わるだけでなく、話をした後で残る気持ちを大切にしたいからです。 1幸せな気持ちが残る 2ほっこりする 3勇気が湧いてくる 4つらさを忘れられる 5希望が見える 6痛みを分かち合える 7頑張れる、努力できる 8前向きな感情になれる これらの精神がフラットのめざす精神です。