憧れたきっかけは、西洋風の庭を作ってみたい、というささやかな夢でした。
最初に植えたのは、育てやすいと聞いていたパンジーです。簡単そうだと思って始めたのですが、実際にやってみると、毎日の水やりさえ意外と忘れてしまい、忙しさにかまけて枯らしてしまったこともありました。
それでもやめずに続けているうちに、少しずつ向き合い方が変わってきました。
今では毎日庭に出て、土の乾き具合を見て水の量を調整したり、伸びすぎた葉をそっとカットしたりしています。暑すぎる日、寒すぎる日もあり、天気に合わせて世話をするのは簡単ではありませんが、その分、植物の様子を見る目が自然と細かくなりました。
草花の良さは、しゃべらないところだと思います。
何も要求せず、うるさくもなく、ただ静かにそこにあります。それでも、昨日より少し葉が増えていたり、つぼみがふくらんでいたりと、確かな成長を見せてくれます。花が咲いた日は、特別な理由がなくても、心がふっと明るくなります。
これまでに、パンジーやビオラ、チューリップ、朝顔などを育ててきました。そして今年は、少し難しそうなイチゴに挑戦しました。白い小さな花が咲いたときは、本当にうれしかったです。
育て方を調べてみると、イチゴは思っていた以上に手間のかかる植物だと知りました。茎がストローのように伸び、そこから苗が増えていくため、「ストロベリー」という名前になったそうです。調べれば調べるほど、丁寧な手入れが必要なことが分かり、奥の深さを感じました。
残念ながら、今年は実をつけることはできませんでした。また来年、もう一度挑戦してみようと思っています。
ガーデニングは、心が落ち着く趣味の一つです。丁寧に心を込めた分、植物は答えてくれるから不思議です。話しかけると育ちが良くなるという逸話もあります。だれかに今すぐ言いたい話があるときには、私は植物に聞いてもらいます。答えがなくともそれで落ち着くからそれも不思議です。
そして今でもイングリッシュガーデンへの憧れは変わりません。少しずつ、自分のペースで、この趣味を深めていけたらと思っています。
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