大好きでも、大嫌いでもない。
良い意味で関係が浅い人たちと、たわいもない話をする時間があります。私はその時間が、とても好きです。
天気のこと、最近見たテレビのこと、家であった小さな出来事。
特別な話題ではありませんし、深い結論が出るわけでもありません。それでも、その何でもないやりとりが、私にとっては大切な息抜きになっています。
私生活では、子育てや介護、自分自身の体調のことなど、簡単には手放せない責任を抱えています。どれも真剣に向き合わなければならないことですが、正面から向き合いすぎると、心が疲れてしまうほど重たいものでもあります。
だからこそ、外で少し力を抜く場所が必要なのだと思います。
深く踏み込まれない関係の中で、たわいもない話をして笑ったり、「あるある」「うちもそうだよね」と共感してもらえたりする時間は、心を安定させるための大切な調整なのです。
誰かに共感してもらえると、不思議と元気が出ます。
「自分だけじゃない」と思えるだけで、また自分の生活に戻って頑張ろうという気持ちが湧いてきます。たわいもない話は、私にとってエネルギーをためる時間なのです。
私は決しておしゃべりが得意なほうではありません。
言いたいことをうまくまとめられず、もやもやした感情を言葉にできなくて悩むことも多くあります。気持ちがあるのに、言葉が追いつかない。そんな自分にもどかしさを感じることもあります。
その一方で、話を聞くことは得意だと感じています。
相手の話に耳を傾けること、うなずくこと、共感すること。それだけで相手が少し楽になってくれるなら、それがうれしいのです。だから、たわいもない話をしてもらえること自体が、私にとってはありがたい時間です。
重たい話をしなくてもいい。
立派な意見を言わなくてもいい。
ただ、日常の小さな出来事をぽつぽつ話すだけで、心が整うこともあります。
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